JSCA東京特別講演会 報告(2023/5/19開催)

JSCA東京特別講演会 報告

JSCA東京会員の皆様

 2023年5月19日、JIA建築家会館にて、一般社団法人日本建築構造技術者協会関東甲信越支部JSCA東京第20回(2023年度)通常総会に引き続き1時間30分におよんで特別講演会を開催いたしました。この講演会は二部構成で行われ.皆様には ZOOM によるウェビナーとしてJSCA会員を対象に応募をいただき、当日は会場出席者に加え99名の会員参加のもとで開催いたしました。

 Ⅰ部は、『2023年2月トルコ南東部を震源とする地震に国際緊急援助隊(JDR)救助チームに構造評価専門家として派遣されたことについて「現地報告」』 と題して、構造評価専門家として2023年度よりJSCA東京代表になられた有限会社構造設計舍の一條典氏が、2015年4月に発生したネパールの巨大地震の際にも参加された経験を活かし、救助チームの組織の内容や構造評価のとしての構造設計者の役目など現地で行った活動について写真を交えて、構造設計に関わる者にとって有意義な講演していただきました。
 詳細については6/28/16:00〜ウェビナー「JSCAトルコ派遣報告会」,および,STRUCTURE7月号に掲載で,ご参加やご覧くださいとのことです。
 ご本人は引き続き活動をされて行かれますが,ぜひ国際緊急援助隊救助チームに構造専門家として参加を希望する方の応募を募っているとのことですのでJSCA本部「JSCA国際委員会」にお問い合わせください。
   

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 Ⅱ部は、JSCA東京設立20周年として『代表経験者が語る「JSCA東京の今までとこれから」として、山辺豊彦氏,二連木清氏、山内哲理氏のJSCA東京の代表としの活動を振り返り、苦労されたことを交えて取り組みをお話しいただきました。
 これに引き続きパネルディスカッション「建築構造設計者のこれからを考える」を,代表経験者3名と、中堅若手構造設計者としてJSCA東京幹事の戸田成信氏、斎藤慶太氏が加わりJSCA東京副代表の金健次氏による司会進行のもと執り行いました。
 パネルディスカッションでは構造設計者の視点から専業事務所の後継問題や構造設計者全般にわたる高齢化問題、総合事務所の教育指導体制、構造設計者のスキルアップ、情報取得やソフト、情報ツールの活用、JSCA東京のこれからの課題など幅広い内容を活発に議論することができました。
 パネルディスカッション議論を踏まえJSCA東京としましては会員に対する情報発信、構造設計者のスキルアップのための講演会などの活動を行うと伴に、関東甲信越支部サテライトとの情報共有、共同活動を行う事で支部活動の活性化を進めてまいります。

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                    多くの会員の皆様の参加に感謝いたします。
                    JSCA東京役員会 + 広報委員会

一般社団法人 日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部 JSCA東京

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