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実務者研修「村井俊治先生 空間情報技術を駆使した新しい地震予測の展開」ご案内

JSCA東京実務者研修「技術講座」村井俊治先生 その1

「空間情報技術を駆使した新しい地震予測の展開」
 講師:東京大学名誉教授 村井俊治先生

                   共催 日本建築構造技術者協会(JSCA)
                      関東甲信越支部  JSCA東京
                      東京構造設計事務所協会(ASDO)

 予測を超える被害をもたらした東日本大震災から、満 5年を過ぎようとしていま
す。震災の年の10月に開催された日本地震学会主催シンポジウム「地震学の今を問
う」では、できると思っていた地震予測ができなかったことを地震学者全体の失敗
として総括されました。またその時の報告書のまとめでは「予測理論は未成熟で、
地震が起きる過程を理解するのに重要な力学がよく分っていない」とあります(黒
沢大陸著「『地震予知』の幻想」2014年 7月 新潮社刊)。
 次回の研修会は、こうした中で、確信をもって「地震予測はできる」と主張し、
地震災害の減災への貢献を目指す村井俊治先生を講師にお迎えしての講演会とさせ
て頂きます。村井先生には 2回の連続講演をお願いしており、今回はその最初のご
講演です。構造技術者にとって地震予測は大きな関心事であり、確度の高い予測手
法の確立がより安全・安心な建築物の設計における重要な要件であることは言うま
でもありません。多くの皆様の奮ってのご参加を心よりお待ちしております。

村井俊治先生からのメッセージ
 地球は地震の時に大きく動くだけでなく地震の前にもわずかだが異常に動く。
地震の前に異常に動くのを前兆(ぜんちょう)と呼ぶ。前兆を測量すれば地震予測
に役立つと14年前に考えた。動く地球の動きを測量するには地球の外を周回して
いる測位衛星(GNSSと総称する)から動く地球の測量をする必要がある。我
が国には国土地理院が建設した世界一の電子基準点があり、そのデータは無料でダ
ウンロード出来る。空間情報技術を駆使して電子基準点データに見られる異常変動
を読み解くと地震はデータに忠実に起きることが判明した。過去に起きた地震の検
証と今後起きる可能性のある地震の予測について説明したい。

----------------- 記 -----------------
テ ー マ:「空間情報技術を駆使した新しい地震予測の展開」
日   時:2016年3月24日(木) 受 付/16:30~
                研修会/17:00~
場   所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館 121会議室
プログラム:司会 市村隆幸(親交設計代表)
  17:00~17:05 趣旨説明 金田勝徳(構造計画プラスワン)
  17:05~19:00 東大名誉教授 村井俊治先生による講演(休憩10分)
会  費 :会  員/1,500円、非会員(一般)/2,000円
      学生会員・一般学生/500円
定  員 :100名(定員締切)

申込方法
 下記リンクの申込用紙に必要事項を記入のうえ、
 一般社団法人日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部まで
 EメールまたはFAXにてお申し込みをお願いします。
 E-mail:jsca-tyo@jsca.or.jp   FAX:03-3262-8486
 ※Eメールでお申し込みの場合は、
   件名に「空間情報技術を駆使した新しい地震予測の展開 申込み」
   と明記して下さい。

1.申込期間  :2016年3月18日(金)まで(定員になり次第締切ります)
2.会費納入方法:当日受付にてお支払いください。
        ※なるべくお釣りのないようにお願いいたします。
3.参 加 票 :開催日の一週間前を目途にEメールにて配信いたします。

添付資料をご参照の上、お申込下さい。
  JSCA建築構造士登録更新のための評価点申請中
  建築CPD情報提供制度対象講習会申請中
◆JSCA建築構造士の方は、登録証を当日必ずご持参のうえ受付にてご提示ください。


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