(2017/03/15)JSCA東京実務者研修「技術講座」のご案内

※定員に達しましたので、受付を終了しました

  JSCA東京実務者研修「技術講座」
      テーマ:「木質構造の基礎知識と構造設計手法」
      講 師:山辺構造設計事務所 山辺豊彦 氏
 
                      主催:(一社)日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部 JSCA東京
 
 拝啓 皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 2010年に「公共建築などにおける木材の利用促進に関する法律」が施行されて以来、木構造で計画される建物が増加し、今後も構造技術者が木構造の設計を行う機会がますます増えていくと考えられます。構造技術者が初めて木構造の設計を行うとき、周りに経験豊富な上司や同僚がいれば、参考意見を仰ぐことができますが、そうでない場合は、書籍や技術資料等を頼りに設計を進めていくことになります。ここで、設計を進めるにあたって「計算書をどのようにまとめればよいか」「どのような諸検討を行う必要があるか」「行政や確認審査機関とどう対応するか」などの疑問点が浮かび挙がってきます。これらの実務的な疑問点は書籍や技術資料を読むだけではなかなか解決できないこともあります。
 JSCA東京では、このような疑問点を解決する一助となることを期待して本講習を企画しました。本講習では、経験豊富な山辺豊彦氏が、実際に設計された物件の構造計算書をもとに、計算書の構成や、申請に関する実務的なポイントを講習いただく予定です。普段から木構造の設計を行っている方々のみならず、木構造の設計経験のない方々に対しても興味深い内容になると考えております。
多くの方々のご参加を、心よりお待ちしております。                            敬具
 
山辺豊彦氏からのメッセージ
 RC造、S造等の設計と木造の構造設計の違いは、まず使用材料の情報量の違いである。RC造、S造であれば設計者が欲する材料は特に苦にすることなく入手可能であるが、木材の場合、特に製材品を使用する場合は、その地域で多く採れる材種、断面、乾燥方法など、また集成材の場合は、集成材の工場が近くにあるかどうかなど影響されることが多い。計画建物によって製材品、集成材(中断面、大断面)を使用するのか、架構形式・接合方法が構造計画、設計にとって重要となる。そこで、特に接合部の資料が少ない中、どのように構造計画を進めていくのか、設計事例で具体的に紹介したい。
 
------------------------- 記 -------------------------
テ ー マ:「木質構造の基礎知識と構造設計手法」
日   時:2017年3月15日(水)14時00分~(受付:13時30分~)
場   所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館3階 132号教室
プログラム: 司会小林真一郎(JSCA東京 研修・構造技術委員)
       14:00~14:05 司会挨拶
       14:05~17:30 講演 山辺豊彦 氏(山辺構造設計事務所)
      ※途中休憩、質疑応答を含みます
会  費 :会員/2,000円、非会員(一般)/3,000円、学生会員・一般学生/1,000円
定  員 : 100名(定員締切)
 
申込方法
 下記リンクの申込用紙に必要事項を記入のうえ、JSCA事務局まで、EメールまたはFAXにてお申込下さい
 Eメール:jsca-tyo@jsca.or.jp
 FAX :03-3262-8486
 ※Eメールでお申し込みの場合は、件名に「木質構造の基礎知識と構造設計手法 申し込み」と明記して下さい
 
1.申込締め切り:2017年3月3日(金)(定員になり次第締め切らせていただきます)
2.会費納入方法:当日受付にてお支払いください。※お釣りのないようにお願いいたします
3.参 加 票 :開催日の一週間前を目途にEメールにて配信いたします
 
添付資料をご参照の上、お申込下さい
JSCA建築構造士登録更新のための評価点申請中
 ◆JSCA建築構造士の方は、登録証を当日必ずご持参のうえ受付にてご提示ください
建築CPD情報提供制度対象講習会申請中

JSCA東京関連の講習会・講演会・技術交流会などのご案内を掲載しています。

イベントカレンダー
  • ◀︎
  • ▶︎

2023
2022
2021
2019