2011年度JSCA東京実務者研修「技術講座」第4回開催のご案内
共催 日本建築構造技術者協会(JSCA)
関東甲信越支部 JSCA東京
東京構造設計事務所協会(ASDO)
皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
2011年度研修会として、講師に耐震設計論を長年研究されている、元日本大学教授石丸辰治先生を迎
え、実習「免震・制震の性能設計」という共通テーマで開催している4回シリーズの研修会4第回目
をご案内致します。下記のコメントを石丸先生より頂いております。
皆様ご参加をお待ちしております。
《講師の石丸先生より》
第4回の研修会では、摩擦型ダンパーとオイルダンパーとの性能の差や免震とD.M.の複合設計
などについて説明します。その後、2011年 3月東北地方太平洋沖地震による、トグル制震装置と
D.M.装置を装着した構造物の首都圏での観測記録などを紹介し、性能設計の方法、固有周期や粘
性減衰定数の調整法を改めて説明します。
一般の設計では、建物の基本設計が決まれば、質量、ばね剛性が固定され、設計の自由度が拘束
されます。一方、D.M.同調設計の基本は、質量を自由に変えられるということであり、固有周期
も振動形もさらに減衰定数も調整可能ということです。この講習を通して、震度7にも対応できる
設計技術を獲得して頂きたいと思っています。
なお、引き続いて、(株)i2S2の公塚氏より、「2011年東北地方太平洋沖地震による免震構造の応
答」の話もあります。
記
共通テーマ :実習「免震・制震の性能設計」
今回テーマ :D.M.同調による 簡単な性能設計の纏め
2011年東北地方太平洋沖地震による免震構造の応答
日 時 :2012年 2月17日(金)受付16:00~、研修会16:30~19:00
場所(予定):日大理工学部駿河台校舎1号館121号教室
プログラム :司会 市村隆幸(親交設計代表)
16:30~16:35 趣旨説明 金田勝徳(構造計画プラスワン/日本大学理工学部)
16:35~18:10 講演 D.M.同調による 簡単な性能設計の纏め(石丸辰治)
18:15~18:50 2011年東北地方太平洋沖地震による免震構造応答(公塚正行)
18:50~19:00 質疑応答
会 費:JSCA会員¥1,500/非会員(一般)¥2,000/学生¥500
定 員:100名
特 記:参加される方は、あらかじめ無料提供されている下記プログラムを(株)i2S2のホームペ
ージよりダウンロードし、パソコンをお持ちください。但し、電源のご用意はしており
ません。
「応答性能図表(μd-ho).xls」,「EPRESP_NU」,「複素モーダル_i2s2」
「複素固有値フレーム NU(Ver.1)」、「耐震モーダル_i2s2」
※ダウンロードに対するお問い合わせはご遠慮願います。
ノートパソコンや参考書が無くても聴講には差し支えありませんので気軽にご参加下さい。
参考図書:石丸辰治著「対震設計の方法―ダイナミックデザインへの誘い」建築技術社
希望者には、上記参考図書を会場にて販売いたします。
懇親会のご案内
研修会終了後、下記会場にて石丸先生を囲み懇親会を予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
時 間:19:00~21:00
場 所:日大理工学部駿河台校舎1号館 2階 カフェテリア
会 費:3,000(参加希望者の方全員、会場にてお支払い願います)
申込方法
下記リンクの申込用紙に必要事項を記入のうえ、
申込先:(社)日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部
メール又はFAXにてお申し込み願います。
E-mail:( event@jsca.or.jp ) FAX:03-3262-8486
※メールでお申し込みの場合は、件名に「技術講座 申込み」と入れて下さい。
1.申 込 期 間 :2012年 2月10日まで(定員になり次第締め切らせていただきます)
2.会費納入方法:会費、懇親会費とも当日受付にてお支払いください。
3.参 加 票:各開催日の一週間前を目途にEメールにてお送りいたします。
JSCA建築構造士の方は、登録証を当日必ずご持参のうえ受付にてご提示ください。
添付資料も合わせてご一覧ください。
(JSCA建築構造士登録更新のための講習会申請中)
(建築CPD情報提供制度対象講習会申請中)