都有施設の応急危険度判定員 (通称:JSCA危険度判定士) 募集について (2019/4)

         都有施設の応急危険度判定員 (通称:JSCA危険度判定士) 募集について

           一般社団法人 日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部
                             JSCA東京 代表 山内哲理


拝啓 皆様におかれましてはご清祥のこととお喜び申し上げます。
平成31年1月17日、一般社団法人日本建築構造技術者協会関東甲信越支部JSCA東京は東京都と「地震時における都有施設の応急危険度判定に関する協定」を締結しました。
協定内容の詳細については、[ 「地震時における都有施設の応急危険度判定に関わる協定」の締結 ]を参照ください。

同協定は、地震が発生し東京都から派遣要請がある場合に、東京都所有の地上10階を超える高層建築物や特殊建築物など75棟を対象として建築物の応急危険度判定を迅速に実施する際に、都職員に協力して構造技術的助言を行うことと、同活動を実施するための体制作りを事前に行うための協定です。

日本の建築構造に関わる技術者の約1/3は東京に集中しておりますが、東京が被災地となる地震を想定すると、当JSCA危険度判定士に登録いただく会員の多くも協力できる状況ではないことが想定されます。それでも東京が被災地となる地震が発生した場合、被災者となる東京都内の建築構造技術者に一定の協力を東京都から求められており、これに応じて締結した協定となりますので、被災時に拠点となる東京都所有の建築物に対する応急危険度の判定に、高度な建築構造技術力と豊富な経験を有する会員の皆様に一人でも多く協力いただけますことを希望致します。

なお、協力体制は登録会員数及び、担当可能な都所有建物の場所によっても変わると考えております。つきましては、本協定に賛同し活動して頂ける皆様にまず担当可能な建物登録をお願いいたします。登録後には、ご登録いただいた方と共に同協定に必要な講習・訓練や体制作りについて速やかに検討してゆく計画です。また、本JSCA危険度判定士登録には、応急危険度判定員(東京都防災ボランティア制度に基づく被災建築物応急危険度判定に登録されている判定員)の資格を有していることを希望しますが、本登録の資格要件ではないため、会員の方であればどなたでも応募していただけます。

多くの会員の皆様は既に区・市の応急危険度判定員として登録されていることと思いますが、本協定に賛同して頂ける方はJSCA危険度判定士にもご登録頂き、この協定に優先して活動して頂きますようお願いいたします。
ご協力よろしくお願い致します。

ご登録やその他のお問い合わせ等につきましては oukyu@jsca-tokyo.net まで、メールにてお願いいたします。

一般社団法人 日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部 JSCA東京

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